着付けを習いたいけど、高い着物を売りつけられる
着物、着てみたいなぁ でも着物買わなくちゃいけないでしょ
日本古来の着物・・・
普段に着ることはめっきり少なくなったかもしれなけど…
お正月はテレビなどでも華やかな着物姿をたくさん目にします。
そして、二十歳の節目の成人式、卒業式や入学式
わぁ、やっぱり着物って素敵。
今年こそは自分で着たいなぁと、この時期お問い合わせをいただくことが増えます。
目次
無料や格安着付け教室という名の販売会?
そこで皆さんいろいろな教室を調べられます。
ネットでは、やはり全国展開している大手の着付け教室がヒットするのではないでしょうか?
確かに、きれいなホームページ、魅力的な特典の数々…
着物プレゼントや小物や草履のプレゼント・・・
せっかく習いに行くのですから、魅力的なお教室は良いですよね。
今の時代、ホームページの良しあしが決め手になるかもしれません。
(そう思って「ろくろく屋」はホームページ頑張り中 (;^_^A まだまだですが)
でも、お安いお教室は・・・ 教えてほしいことを教えてくれなかったり…
「それは上級のクラスですので・・・」と言われたり
「まずは道具を使って簡単に着れるようになりましょう」と道具の購入が必須であったり・・・
気が付けば、お道具が増え、何年も通っているけど、まだ着物がささっと着れない・・・
などなど
もちろん、すべてのお教室がそうではありません。
着物業界も、まずは「着物を着ていただく」ということが第一ですから、良心的な設定のレッスンもあります。
着物って着るの難しい!という思い込み(思わせ込み?)
かくいう私も、10代のころ「もっともっと綺麗に着物を着たい!」と、着付け教室に飛び込んだことがあります。
そこで目にしたのは、謎の道具の数々…
それまで浴衣や街着程度は自分で着てましたので、「え?普通に紐だけでよくない?」と思って質問しての・・・
上記のような答えが返ってきました。
そもそもは、日常にも着ていた着物・・・
それがどうしてこんなに難しいことになったのか?
はたまた、「着物は難しい。だから教室に通いましょう。この教室では道具を使って簡単に着れますよ」という
ことにしたいのか?
とにかく通い始めたから、私は初級?と言われる過程は終えましたが・・・
最終回近くになると、着物の柄合わせのお勉強 と称して着物販売会への参加が半ば強制されます。
若かったこともあり、当時流行りだした「洗える着物」を勧められました。
色柄が気にいったこともあり、結局は購入したのですが(笑)
まぁ高かったこと!!
でもそれは良いのです。自分で決めたので・・・
でも、なんだか会場に生徒さんを詰め込んで、何か買うまでは帰さないという雰囲気がどうも気に食わなかった・・・
強引な販売方法は当時も問題にされていたので、実際に囲まれたりということは会場では無かったですが、やはり半年間ほどお世話になった先生も一緒になって、あれこれ勧めるのは、どうも…という感じでした。
そして一番許せなかったのは・・・
採寸して寸法決めたのに、出来上がったのは身丈が異常に長い着物!!
採寸表の控えを持ってたので、それと出来上がり伝票を突き合わせて見ましたが・・・
なぜかお店側の伝票の身丈が上から書き直されてたのです。
たぶん、私の身長が高かったからそれに合わせて身丈を長くしたのでしょう(勝手に!)
身長が高くても身幅やその他の具合で、そんなに長くなる必要はないです。
着物を受け取ったのは、教室が終了してからのことで…
そして上級クラスを何度も勧められたけど断っていたこともあり、「もういいや」と、そのまま納めましたが…
いまだに、私が持っている中で一番身丈の長い着物で… 着にくいことといったらこの上ないですw
余談ですが、私は同年代世代の時代から言うと背が高め…
今の時代、このくらいの身長は珍しくないでしょうが…
着物を見に行ったりすると「身長高いね。裄も長いからキングサイズじゃないとね」
などと言われます。
でも私は普通の反物で大丈夫。 自分が一番しっくりくる裄の長さ、着やすい身丈も知っている。
袖丈の好みだって自分らしい長さがある。
そういった細かいことの調整で、一人ひとりにあった着物姿ができるのですよ…
ちょっと話がそれ気味ですが…
早い話が、着付け教室も選ばないと着物が嫌いになっちゃうよね
ということです。
「ろくろく屋」は、ひっそりと口コミで活動していますので、まぁネット検索でサクッと見つけてもらうことは難しいだろうなぁ
と思いつつ、でも発信しないことには伝わらないのでね…
友人からの紹介で、「ろくろく屋」の着付けをもう15年?も習ってくださっている生徒さんがおられます。
「ろくろく屋」も着物を買いたい!という方のお手伝いすることは、もちろんあります。
それは、初心者が陥りがちな「値段につられて安いの買っちゃったけど…やっぱり安いのはイマイチだったね」
「店員さんが高い物を勧めてくる!これは良い物を是非にということなのかカモられてるのか分からない!」
という事態を少しでも避けれたらなぁという部分で…です。
その長年の生徒さんは、少しづつ着物を揃えられましたが…
その方の着物ワードローブの中身は「やっちまった!」な残念は着物は一枚もないのです。
「あぁコレ買って正解だったね」という着物ばっかり。
コレって本当に珍しく、素晴らしいことなんですよね。
ひさしぶりに手を通してもやっぱり良い物は良い!
そして着物でお出かけしていると「良い着物ですね」と良質な着物とそれを選んだセンスを褒められる。
きもの冥利につきるというものです。
着物には興味あるけど、やっぱり…という方
呉服屋が怖くてYouTubeで着付け習ったけど、合ってるか心配…な方
自分の手持ちの着物にプラスアルファしたいけど、高価なもの勧められそうで怖いという方
ぜひぜひお気軽に
「ろくろく屋」は、コーディネートや買い物同行サービスも行っています。
前の記事へ